平凡な人達の転職活動は応募数を増やさないといけない

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平凡な40代男性の転職活動で、最初に立ちはだかるのは「応募先」です。何故なら圧倒的に数が少ないからです。40代ともなると収入や勤務地など譲れないものがあります。 しかし、それらを満たす応募先はありません。収入だと求められるスペックは高く応募資格すらありません!では、どうすればいいか?

 

優先順位をつける

譲れないものは何?人によって色々あると思います。例えば以下の7項目で優先順位をつけてください。

1.経営方針

2.仕事内容

3.収入面

4.評価制度や異動

5.就業環境や勤務地

6.休日休暇や勤務時間

7.福利厚生

村長の場合は引っ越し出来ないので「5>2>3>1>4>6>7」の優先順位になります。妥協できる範囲を明確に決めておく。そうしないと応募先はありません。それだけ「応募先」問題は高い壁です。

 

転職サイトを選ばない

転職サイトを選別する理由はありません。大手転職サイトは求人数が多いので当たり前ですが登録します。それ以外の中小転職サイトでも自分が希望する職種があれば登録します。ほとんどのサイトは無料です。

Web履歴書などはコピペすれば良い。

先に述べた様に、応募先を見つけるのに苦労します。たった1つの応募先のためでも、それが載っている転職サイトは手間を惜しまず登録して応募します。

リクナビNEXT、マイナビ転職、エン転職、dodaなどの大手転職サイトは有無を言わずに登録。大手転職サイトは求人数が多いので使わない手は無いです。更新頻度は1週間に2度程です。転職活動初期の頃はこれらのサイトのみでも十分かも知れませんが徐々に応募したいと思う所が無くなります。

そこで登場するのが中小転職サイトです。大手と違って求人数は少ないです。しかし、応募したいと思える企業が1つでもあれば登録して応募します。

@type、Green、Create転職、はたらいくなど検索すれば沢山あります。最近は昔と違って業界や職種ごとに求人サイトやアプリが沢山あります。IT、アパレル、飲食、美容、医療など自分が志望している職種が載っているサイトは手間を惜しまず登録して応募します。しかし、やがて応募したいと思える企業が無くなってきます。つまり企業を探しているはずが違うものを探していくのです。

転職サイトを探すのに苦労する。

そこで登場するのが求人を一括で検索できるサイトです。indeed、スタンバイなどあると思います。そこに登録して思いつくキーワードで検索して求人先を探します。そうでもしないと平凡な40代男性の転職活動は厳しいのです。

 

エージェントも選ばない

エージェントについて口コミを見ると、「サポートが充実してる」や逆に「サポートが充実していない」など良し悪しの意見が書かれています。ここで勘違いしてはいけないのはエージェントも慈善事業で転職サポートを行っているわけではありません。無料でサービスを受けているんだから文句を言うなって話です。

転職サポートを受けるのに対価を支払っているのであればクレームをつければ良いと思いますが、ほどこされる事を期待して、思っていたものに足りないからと言ってクレームをつけるのは、イチャモンをつけているだけのクレーマーです。

リクルートエージェント、doda、JRCリクルートメント、ビズリーチ、マイナビエージェントなど大手転職エージェントは登録します。心配しなくても平凡な40代男性に紹介できる案件はそんなにありません。数があったとしても希望していない職種や業種などです。しかも、応募しても書類選考通過の壁は高いです。

載ってる求人はどこも同じです。

非公開にしてるけど応募要件とか見れば同じと気づくはずです。では、なぜ何社もエージェントに登録した方がいいのか?について。

エージェント側で書類選考が行われます。

つまり、企業まで届いていない可能性が高い確率であります。従って同じ求人案件でもエージェント会社次第で企業に届くか届かないかがあります。なので、検索サイトで調べると「2~3社は登録しましょう」と記載されていますが、そんなのを真に受けて可能性を縮めないでください。

応募したい求人先を取り扱っているエージェント会社があれば登録していきましょう。20代や30代などが競争相手です。彼や彼女達は、給与もそこまで高くなく、年齢も若く可能性があるので企業は当然の事ながら若年層を求めます。エージェント側もお金になりそうな求職者を優先して当然ですので、エージェントからの「ご紹介できる案件がありません」の一言に落ち込んではいけません。

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まとめ

転職サイトや転職エージェント経由で応募していると多く目にするのが年齢制限です。特に応募条件に35歳までとか記載されている求人が多いですが、応募したいと思うのであれば応募しましょう。

年齢制限は気にしない。

書類選考で落ちて当然ですが可能性は0ではありません。現に村長は35歳までとか記載されている求人に応募して面接を受けた事は普通にあります。

転職活動は他の大多数の候補者と比較されて、企業が求める人材が内定を貰うものです。年齢制限を気にしていないで自己中で行きましょう。

 

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村長のコロナ禍の転職活動:全11話

転職活動は在職中に?退社してからか?

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若手とミドルの転職活動は違います。ミドルの転職活動の方がハードルが高いです。理由は簡単。求人数が少ないからです。また、求められるスペックも高いからです。では、平凡な40代は転職できないのか?答えは当たり前ですが「出来る」です。

出来るのであれば転職活動は在職中にやった方が良いのか、それとも退社してからやった方が良いのか?双方のメリット、デメリットについて記事にしたいと思います。

 

転職したい理由

そもそも転職したい理由は何なのか?によって在職中にするべきか、退社してからするべきかが変わってくると思います。転職したい理由は人それぞれですが、大きくわけると「給与」「仕事内容」「職場環境」「人間関係」などが挙げられます。そこで重要なのは、自分が転職先に求める要素に対して優先順位を付ける事です。何故なら

理想の職場は存在しないから。

自分が何をどこまで妥協できるかを決めておかないと、在籍中だろうが退社してからだろうが転職活動は成功しません。転職活動がゴールでは無く、転職先で自分なりの自己実現を満たす事が転職活動のゴールです。そのゴールを目指して転職活動を行うのです。

 

在籍中の転職活動

在籍中の転職活動のメリットは、当然の事ながら「経済的に余裕がある」です。経済的に余裕が無くなると人は冷静な判断は下せません。選択を間違える可能性が高くなってしまいます。つまり

妥協点が一定値を保てる。 

という事に繋がります。妥協点が一定値を保てるのであれば先に述べたゴールを目指す事が時間を使って行えます。しかし、逆に可能な限り自分のゴールを目指したいがために、転職活動は長期化する可能性が高くなります。次の問題点は

選考が進みづらい。

在職中の転職活動は現職の関係上、面接などのスケジューリングに苦労します。平日が休みの仕事なのであればそこまで苦労する事はありませんが、現職が土日休みの企業であれば、有給休暇を使用したりしてスケジューリングしなければいけない事があります。 

 

退社してからの転職活動

逆に、退職してからの転職活動は時間的な余裕があります。その為、面接などのスケジューリングで苦労する事はほとんどありません。また、入社時期に関しても企業側に合わせる事が出来るので、人の補充を急いでいる企業にとってはメリットとなります。しかし

経済的に余裕が全くありません。

これが何を意味するのか?貯蓄が底をつくと生きていけません。危機感がハンパありません。つまり、メンタルをやられてしまいます。メンタルをやられた人間は冷静な判断をとる事は難しくなってしまいます。

目先の内定に飛びつき失敗。

そういった事も普通に起こりえます。そうなると入社したは良いが直ぐに転職活動を繰り返してしまう人も大多数います。転職活動は内定を貰う事がゴールでは無く、転職先で自己実現欲求を満たすのがゴールなのです。

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まとめ

以上の事から、転職活動は長期化するかも知れませんが在職中に行えればベストです。しかし、心身に異常が出ている場合に無理をして現職に留まる事はオススメ出来ません。何故なら、目の前に起きている事で自分が自分でいられなくなってしまうからです。

心を壊すと取り返しがつきません。

病気が治るのに何年もかかってしまうかも知れません。それこそ病気と一生付き合っていくかも知れません。それなれば、退職して一度休養をとってから転職活動をした方がよっぽど自分にとって良い事です。どちらにせよ、理想の職場はありません。今の自分を大切にする事が最優先だと思います。

 

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村長のコロナ禍の転職活動:全11話

【実録】コロナ禍の転職活動:episode1「40代の転職活動が始まった」

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20年6月22日(月)天気は雨。コロナ禍の転職活動が始まりました。とは言え、転職回数4回の村長です。転職活動の苦しさは承知しています。過去4回の転職活動を振り返ります。それから、今回の転職活動に向けてどうしていくかを考えていきたいと思います。

 

過去の転職活動の振り返り

大学を卒業してから過去4回の転職活動を行ってきた村長ですが、やはり年齢を重ねる度に転職活動の難易度は上がって来ていると考えます。

1回目:新卒で入社した会社を自己都合退社

当時の年齢は28歳。社宅に住んでいましたので引っ越しをしてから人生初めての転職活動を行いました。時は2006年4月。堀江さんが逮捕された年でしたね。

年収は当時退社した会社の最終年収420万円を基準にして探し出しました。前の会社が小売業界では大手だったのもあり特に不安もなく転職活動をしていた記憶があります。実際、数社応募して面接に行って1ヵ月も経たない内に決まりました。面接に行った数は1桁だったと思います。年収も希望通りのスタート。

新卒入社して6年でしたが、やはり会社のネームバリューは大きかったと思います。〇〇で働いていたんだと面接官の印象は大分良かった記憶があります。

2回目:35歳を目前に自己都合退社

当時の年齢は34歳。35歳転職限界説がありましたので、このタイミングを逃すと今の会社で骨を埋める事になる危機感から退社をしてから2回目の転職活動を行いました。時は2012年5月。2008年のリーマンショックや、2011年の東日本大震災など景気が低迷している中での転職活動でした。

しかし、転職活動初期の段階であっさりと内定を貰う事が出来ました。前の会社の業界の事をよく知っている人が面接官で村長を買ってくれたのだと思います。でも、それを断ってしまいました。年収が少し下がる事と初期の段階だったのでまだ余裕があったからです。

そこから大苦戦が始まりました。5月からスタートしたという時期も悪かったのも関係ありますが、応募しては不採用の連続で貯蓄はどんどん減っていっていました。経済的に苦しくなってくると余裕が全く無くなります。当然です。生活できないのですから。

生活するお金が無くなりましたのでキャッシングにも手を出しました。結局、5月から転職活動を開始して7月までかかりました。応募した数は20社程度だったと思います。合計3社から内定を貰い、これだと思う会社に行く事にしました。

年収はかなり下がりました。しかし、これ以上長期化するとそれこそ借金で首が回らなくなってしまいますので当時は仕方なかったと思います。

3回目:給与が安すぎて転職活動を再開

前回の大苦戦からさすがの村長も学習しました。在職期間中に転職活動を行ったのです。今回の退職理由は「給与」でしたので前職関係をピンポイントで受けて、給与を戻そうと考えたのです。休み曜日は平日だった為、面接のスケジュール組みも容易でした。

ピンポイントで探していると他県で違う業種ですが店長候補を応募している会社を見つけました。その会社に前職の業種の店長候補は応募しているかの問い合わせをして、しているという事だったので受けに行きました。

見事に内定を頂きました。また他県だったので引っ越しが発生しますが引っ越し費用も一部30万円程支給して頂けました。年収も見事に復活。今思えば一番年収が高くなった会社でした。

4回目:関東に移住をするために転職活動を再開

当時の年齢は40歳。時は2019年。在籍期間中に転職活動を行いました。2度と退社してから転職活動をするつもりはありません。しかし、今回も苦戦しました。下手に年収が高かった為、面接に行って希望年収を伝えたら面接官の顔は曇っていました。

最初は現年収より50万円ほど下げた額を希望年収として伝えていました。それでも決まりません。愛知県に住んでいた為、面接を受けに行くのに往復2万円を使い新幹線で東京に行っていました。可能な限り同日に面接を複数社入れたいと思っていましたが、上手くいきません。

10回程、愛知県と東京を往復して交通費だけでも20万円以上使っていました。そろそろ厳しいと思っていた頃に、ある会社から内定を頂きました。それが20年6月に即日退社した会社でした。それまでに違う会社から内定を貰っていましたが、家族の反対にあい辞退した経緯もあるのでこれは行くしか無いという事で入社を決めました。

年収は150万円近く下がりましたが、チーフ職になれば年収は上がると面接で聞いていましたので可能性はあるかと思っていました。

 

転職活動の準備を行う

そして今回。突然無職になってしまいましたが、早急に転職活動をしなくてはいけません。無職になってからの転職活動で一番気を付けなくてはいけない事が「経済面」です。冷静な判断をとれなくなるからです。

経済面で苦しくなる前に決めなくてはいけない。

やる事は決まっています。まず、転職サイトなどの登録情報の更新です。今回の在籍間は1年少し。成果や行動結果を絞り出さなくてはいけません。短期間での退社となったので、これといった目立った成果はありませんでしたが、少なく記入する訳にはいきませんので細かく記入する事にしました。

コロナ禍で求人数が激減していた。

ここが今まででの転職活動と違っていた点ですが、コロナ禍で求人数が激減していました。コロナ禍が始まる前までは売り手市場でしたが、一転して買い手市場になっていました。しかし、応募しないと始まりませんので応募しまくりました。面接を受けて最初から一発で受かるとは思っていないので、練習も必要だったからです。

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まとめ

無職になってからの転職活動は非常に厳しいものとなります。早急に決めないと生活が出来なくなってしまいます。しかし、転職活動は今までの経験が活かされます。自分の経験もそうですが、他人の経験を読んだりするだけでも勉強になります。闇雲に行っていてはいけません。

転職活動はコツがある。

コロナ禍の転職活動は厳しさが予測されますが、この記事が誰かの役に立てば幸いです。次回はもう少し具体的に職務経歴書の見直しを記事にします。

 

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【実録】コロナ禍の転職活動:episode0「即日退社をしてしまった」

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2019年6月17日(金)天気は晴れ。しかし、村長の心は今にも雨が降りそうな曇天でした。コロナ禍の状況の中、緊急事態宣言が解除されて徐々に感染者数が増えて来ていた頃。村長はある事を決めて出社しました。そう、退社意向を伝える事です。そして、ここから激動のコロナ禍の転職活動が始まる事となります。

 

退社意向を伝える

6月に入り社長からの精神的攻撃は強くなってきました。何かある度に村長は責められました。例えばどこかの物が一つ無くなっただけで村長の責任にされ、休みだろうが連絡が入り即対応しなくてはいけませんでした。

他の業務で社長からの質問に数分でも返事をしなかっただけで「返事も出来ないくらい忙しいんですか?」とか社内SNSで詰められていました。そういった日々が続き、6月16日(木)に本来、村長がするべきで無い業務に対して「死ぬ気でやってください」とか言われてついに村長の限界がきました。

もう無理だ!明日、辞める!

そう決めました。社会人として、退社意向を伝えるのは1ヵ月前などに基本的に直属の上司などに直接会って伝えるのが筋ではございます。しかし、死ぬ気でやれと言われた業務をする気は一切ありませんでしたので、本日限りで辞めるつもりでした。10時35分…定時開始から35分後。村長は社長に文面を送りました。

そう!社内SNSで退社意向を伝えました。

その内容は「本日を最終出勤日として、6月30日付けで退社するから残りの日数は欠勤と有給を使う」というやつです。社長からの返事はたったの一言で「わかりました」だけでした。

こんな辞め方をしたのは初めででしたし、こんな返答をされたのも初めてでした。当日現場にいた村長は誰にも最終出勤日だという事を言わずに1日を終えました。村長が辞める事を知っていたのは、社長とそのお付きのオバサマ。このオバサマも曲者でこの半年ほどで2人にパワハラをしていて辞めさせていた様な人でした。最悪なコンビでした。

 

最終出勤日を終える

可能な限り引継ぎを行いました。定時が終わり、帰る頃に近くにいたスタッフに対して「じゃあね」と伝えました。村長が最後に話した一言でした。当然、そのスタッフは村長が辞める事を知らないので普通に「お疲れ様です!」と返事をくれました。

これまで 5社経験してきましたが、こんな辞め方をするとは思ってもみませんでした。数分後には村長の個人連絡先を知っている人達が、辞めたのに気づいて連絡をくれました。「先に辞めてごめんね」そう返事をしてお別れをしました。彼や彼女達は今もおそらく働いているでしょう。年収を100万以上下げて入社した会社の終わりは、寂しいものでした。

そして、コロナ禍のなか無職になりました。

入社して1年少しで年収も100万以上下がっていたので貯蓄もありません。当然、即日退社をしてしまったので次の目途もついていません。そして世間はコロナ禍。求人数は激減し、それまでの売り手市場が一転、買い手市場になってしまっている状況で転職活動をしなくてはいけなくなりました。

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まとめ

村長は突然無職となりました。もちろん突然の事なので特別準備もしていませんでした。転職活動は在職中に行った方がいいのか?それとも退社してからの方がいいのか?普通に考えたら在職中の転職活動が望ましいです。

でも後悔はありません。あのまま我慢して続けていたら、どうなっていたかわかりません。もしかしたら、うつ病をわずらっていたかも知れません。 もちろん生活の事が心配ですが、それよりも自分の人生を考えると即座に今置かれている環境から脱出しなければいけないという思いが強かった。

こうして平凡な40代男性の激動のコロナ禍の転職活動が始まります。

 

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