【実録】コロナ禍の転職活動:episode7「再び無職となる!」
前回の記事で再び無職になるカウントダウンを記載しました。悲劇が歩んできています。いや、もしかしたら村長が自ら悲劇に歩んで行っていたのかも。
人材紹介会社から着信あり
8月初旬に受けた彼岸ヘルス社(※仮称)の結果についての連絡がありました。それまでの早い段階で「前向きに考えている」との連絡はもらっていました。
8月19日(水)着信あり
担当:まだ正式な返答は来ていませんが内定が出そうです
村長:あーそうなんですね
見込みの条件など人材紹介会社の担当者から説明がありました。入社時期は9月1日は準備が難しそうで中旬くらいになるとの事でした。また、正式な返答が出次第連絡してくれるそうです。
8月20日(木)着信あり
担当:正式な返答が出ました。内定です。おめでとうございます。
村長:ありがとうございます。
とはいえ、年収面にひっかっていたのでその事を担当者に伝えました。担当者の方は、営業職なので村長がその内定を承諾して入社しないと売上に繋がらないのでセールストークが始まります。数カ月後には昇進予定があるから年収は改善できるとかなんだかんだ。村長が現在勤めている会社の事も伝えていたので、その会社の批難なども。
少し考えて返答すると伝えて切電しました。その後、家族と相談しまして内定を受ける事にして内定承諾の意思を担当者に伝えました。
その後は、スケジュールの確認などです。入社時期が9月中旬なので「今働いている会社には退社意向を明日伝えて下さい」と言われました。村長は承諾。
8月21日(金)着信あり
村長:不在着信が残ってましたけどどうしました?
担当:午前中に彼岸ヘルス社がもう一度村長さんと話しがしたいと言っていましたが、解決しました。
村長:そうなんですね。じゃあ退社意向を伝えても大丈夫ですか?
担当:大丈夫です。
夕方に担当者の方と電話で話しました。村長はいつ退社意向を伝えるか?に頭が切り替わりました。
現職に退社意向を伝える
入社して約1カ月程です。直属の上司と出会ってまだ2週間程度。まぁこの直属の上司さんがヘッポコで、会社に対しての不信感増長の原因の一つでした。仕事の定時が終了して、タイミングを見計らって村長は上司に近寄ります。
村長:すみません、お話しがあるんですけど
上司:おぉどうした?
村長:退社させて頂きたいと思います
上司:え?何でまた
出会ってまだ2週間の上司さんに、本人の文句を言うのも申し訳ないので「会社に対しての不信感がある」と伝えました。労基法で決まっている書類などもくれないのはいかがなものか。など。
直属の上司といえど、結局は一族の小さな会社なので彼には返答は出来ません。なので、上司は会社に報告すると言ってくれました。
人材紹介会社から再び着信あり!
退社意向を伝えて帰ろうとした時に、不在着信が残っているのに気づきました。夕方に人材紹介会社の担当の人と電話で話して2時間後ぐらいに何度か人材紹介会社から着信があった様です。
あれ?どうしたんだろう?と思い、車通勤でしたので会社で話すわけにもいかないので、運転を始めてから折り返し電話しました。
担当:メールは見られましたか?
村長:見てないです。どうしました?
担当:彼岸ヘルス社からやっぱりもう一度面接をしたいとの申し出がありました。
村長:えっ!?退社意向伝えちゃいましたよ!
担当:そうですよね。
村長:どうするんですか!?
担当:村長さんが働いていること(※事情がありバイト扱いとなっていました)は伝えているので、彼岸ヘルス社は配慮が足りないと思います。
村長:はぁ?え?どうするんですか?
担当:あくまで採用を前提にとの話なので、お手数おかけしますが…
村長:はぁ...まぁとりあえずわかりました。
どうこう言っても始まらないので、採用前提なら仕方ないなと思い担当者との電話は切電しました。どうしよう...とか思いながら運転していると
上司から着信あり!
村長:お疲れ様です
上司:会社に報告してわかりましたとの事でした
村長:あーそうなんですね(心の声:どうしよう)
上司:退社日についてなんだけど、村長も気まずいだろうと思うので今日付けでとの話になりました。
村長:今日付け!?(心の声:やばい)
上司:給与については現金で支給してくれるようなので安心してください
村長:...わかりました(心の声:嘘でしょ)
上司:短い間でしたがお世話になりました
村長:お世話になりました(心の声:本気でヤバい)
今日付けで退社になってしまった!
内定を承諾したのが20日。退社意向を伝えてそのまま受理されて退社になったのが21日。そう、8月22日(土)から村長は無職となりました。
しかし、取り返しはつきません。こうなってしまってからでは内定を出した彼岸ヘルス社の面接に行くしかない。人材紹介会社にはメールで、受理されて無職となった旨を伝えました。しかし、この担当者は謝罪すらせずに、誠意のかけらも無いな。これ、万が一、不採用とかになったら責任問題だぞとか思いながら、面接を待ちました。
再面接を受ける
担当者から当初、聞いてた今回の面接の目的は、「前回の面接ではざっくばらんだったので、今回はスキルの確認をさせて頂きたい」「営業担当者との顔合わせもしたい」との事でした。採用を前提としているが、見送りの可能性も0では無い。と。
まぁ、この時点でおかしんですけど
内定出して、それに承諾した時点で法律上雇用契約はなされているので。とりあえず面接を受けて話が前に進めば良いだけなので、とりあえず面接に向かいました。
営業担当の小山(※仮称)登場
あぁ、この人が営業担当の人かと思い、こんにちわと普通に挨拶をして面接をする場に案内されました。
小山:今回面接を担当させて頂きます
村長:よろしくお願いします
ちょっと待って!あんたが面接するの?前回、面接を担当してくれた社長と女性も同席していましたが、終始質問を投げかけてきたのは、その小山でした。
村長はスキルの確認とかと思っていたので具体的な業務内容の話かと思っていましたが、そうではありませんでした。
小山:では、自己紹介してもらっていいですか?
ちょっと待って!自己紹介?もしかして普通の面接する気なの?村長は完全にスキルの確認の場と聞いていたので、全くの想定外でした。
小山:なぜ、当社を志望していただいたのですか?
最初の面接から1ヵ月近く経ってて、志望動機を前回どう伝えたかなんて覚えていません。何なら、企業のHPの内容すら覚えていませんでした。
そこから怒涛の質疑応答を繰り返す
村長にとって仕事とは?お金とは?凄くやりがいのある仕事だけど年収は100万円とやりがいは無いけど年収1000万だとどちらを選びますか?村長の理念とは?
わけわからん!
半ばムカつきながら質問に対して返答していました。何だこれは?こいつとは絶対に一緒に働きたく無いと思いました。じゃあ、あんたは年収100万を選ぶのか?生きていけないぞ?スキルの確認の場では無く、普通の面接でした。
小山:では、結果は後日ということで
あなた達、忘れているかも知れませんが内定を出しましたよね。内定を出したのにその態度は無いと思いますよ。フツフツと村長に怒りの気持ちが芽生えてきました。
後日、選考結果が届く
案の定、採用見送りでした。理由は「村長の仕事に対する考え方や、お金に対する考え方が、弊社の理念と異なる」でした。スキルうんぬんの話は一切ありませんでした。
そして、再び完全に無職となりました。
コロナ禍の6月末で退社し、7月中旬から再就職を果たし、8月末で無職となりました。選考結果が届いたのが9月初旬でした。
しかも、人材紹介会社からの連絡はメール一通。「力に慣れず申し訳ございません」のみ。...ちょっと待った!申し訳ございませんで済む話だとお思いか!?
人材紹介会社にクレームを入れました
あなたの指示のもと動いた結果で私は職を失った。この貴社の責任に起因する今回の損失を、どう補償していただけるのか?と。
その後の話しは、まだ解決しておりませんのでまた機会があれば記事にします。まさか、自分の身に内定取り消しが降りかかってくるなんて人生で思ってもいませんでした。こうして村長は9月初旬から再就職活動を行う事になり現在に至ります。
まとめ
内定取り消しというものは、いつ誰の身に降りかかってくるかも知れません。特に人材紹介会社が企業と自分の間に入ってやり取りをしている場合は、そのリスクを軽んじてはいけません。
責任のなすりつけ合いに発展します。
企業は内定を出していないと言い、人材紹介会社は非を認める訳にはいかないので企業に責任があると言う。求職者は間に挟まり身動きが取れない。ただ悲劇だけが降りかかってくるのです。
次回は、転職活動のやり直しを記事にします。
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