ABC理論を考えてみる

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自己啓発系の話しが好きなので、今回は「ABC理論」について考えてみることにします。何とか理論とか興味ない人でも読めるし、ためになる内容のはずです。と自分では思います。

 

ABC理論とは

アルバート・エリスが1955年に提唱した「論理療法」の中心概念です。出来事(A)、信念(B)、結果(C)からなる認知に焦点をあてた考え方らしいです。

人は起きた出来事に対して、自分の信念を持って、結果を導きだすということですが、似たような理論を沢山ききます。

 

自分の解釈次第である

マッキンゼーの「空・雨・傘」の例がわかりやすいので、それを例にしてみて考えてみます。空を見て、曇っていたら、何を思いどう行動に移すか?という話しです。曇っている。雨が降るかも知れない。傘を持っていこう。と考える人がいます。曇っている。でも晴れるかも知れない。晴れたら暑くなるから半袖でいこう。と考える人がいるかも知れません。同じ出来事なのに人によって取る行動が変わりました。

解釈次第である。

それはわかってくれたと思います。問題はその「解釈」はどこから来ているのか?と言うことです。知識なのか。経験なのか。それ以外に要素はあるのか。

曇っていたら雨が降るかも知れない。と思った要素は、そもそも天気のことを知っているからですよね。天気のことを知らない人は、曇っていたら暗いから懐中電灯を持っていこう。と考えるかも知れません。

暗いという事象の原因を知らなければ、自分の目がおかしくなったと思うかも知れません。そうすると、目の病気を疑い眼科に行こうと考えるかも知れません。

解釈は知識次第です。

経験も同様ですが、経験から知識を得ているため、根本的な要素は知識だと考えることが出来ます。

 

知識はどこから得るのか?

村長は今までの記事で、よく「自分次第」という言葉を使ってきたと思います。この「自分次第」というのは「自分の解釈次第」であり、「自分の解釈次第」というのは「自分の知識次第」ということに結論付けされました。

閃きとは知識と知識が繋がる現象。

閃きという言葉を耳にする場合がありますが、地球が誕生してから46億年くらい経過しています。その間に、いくつもの生命が生まれは消えていき、人間もいくつもの生命と死がありました。

全く新しい知識は存在しない。

存在しないわけなのに、世の中には新しいサービスやシステムが次々に出てきます。激動の時代と比喩されています。

知識と知識が繋がり、行動をしてみて、新しい結果が生まれた。その結果が生まれた過程を検証し、再生できるのか?を繰り返し、再生できたものが、新しいものとして世の中にリリースされるのです。

過去の誰かの知識をインプットすれば良い。

これが結論です。自分の解釈を決めるためには、過去の知識をインプットし、選択するための選択肢を増やしていけば、自分にとってより良い結果を導く可能性が高くなります。

 

より良い結果とは?

自分が「こうありたい」とか「こうなりたい」とかいう姿は、所詮は誰かの姿ということですよね。その「誰か」というのも知識なわけです。知識というと分かりづらいかも知れませんので「記憶」という言葉に変えさせてもらいます。

記憶の形成は自分にとって都合が良い。

思い出は美化されるように、自分にとって都合の良い方向に書き換えれるわけですよね。何度か言っているように「過去は変えられる」わけですから、過去の記憶を比較してこれよりはこっちの方が居心地が良いだろうと上書き保存をしていけば、より良いものを選択することが出来る様になります。

例えその選択がその瞬間の自分にとって都合が悪かったとしても、いずれその都合が悪かったことを書き換えられるわけです。

つまり、可能性は無限である。

知識を得て、記憶に変えて、それを書き換えていくことで私達は成長していくのでは無いでしょうか?

仕事だけではなく、人間関係にしても、何かを失ったり、何かを諦めた時は、とても辛いと思います。「あの時こうしていればよかった」と後悔するかも知れません。自分の選択した道が間違えたと思うかも知れません。

しかし、私達は書き換えることが出来る。

あの時こうしたからこうなった。でも、それで今の自分がいる。時には思い出し涙するかも知れない。書き換えれたと思ったものがまだ書き換えきれていないかも知れない。

でも、それで良い。

その弱さも、あるがままの自分。弱さは優しさかも知れない。自分の選択が間違えた結果、他の人に与えた事象。でも、その他の人は書き換えて別の道を歩んでいるかも知れない。自分が出来ることは、しなくてはいけないことは、

後ろを振り返り、書き換えることだ。

何度も何度も書き換えて別の道を歩むのです。決して前の道をとは言いません。前では無い。別の道です。その別の道の少し先を目指していきましょう。

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まとめ

ABC理論を考えてみた結果、別の道の少し先を目指していく方法になりました。自分にとって必要な知識は常にインプットしていかなくてはいけません。

自分らしく生きるために。

結局は人間は自分が一番大切です。自分の価値観は自分にしかわかりません。自分らしく生きていくために、色々な方法を試していきましょう。

 

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