歯科選び:親知らずの抜歯は当日にしてもらえるか

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親知らずの抜歯をしてもらいたい時に、何も考えずに最寄りの歯科を選んで診察に行くのはオススメ出来ません。抜歯だけの話しだけではありませんが、問題を解決してもらえる歯科を選んで診察に行きましょう。今回はそのポイントとなる点を記事にしたいと思います。

 

歯科で支払うお金

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ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、歯科も医科と同じく診療報酬です。診療報酬は、医療保険から医療機関に支払われる治療費のことです。 1点10円ですべての医療行為について点数が決められています。

値段が医院によって異なる理由は医療行為の数や種類が違うからです。

歯科の口コミとか見てると、よく「初診で5000円とられて高かった!他の歯科に行ったら2000円でやってくれた!」とか書かれています。それは医療行為の数や種類が違うからです。

患者側にとっては必要と思わない事も医療行為に含まれています。

但しこれに関しては、医院によって考え方や医療行為も異なってくるので、本来は必須では無い検査などを行ったりするので同じ初診でも大きく支払う金額が異なってくるのです。

 

親知らずの抜歯

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親知らずは真っ直ぐ生えている人もいれば、埋没して一部の歯冠だけ顔を出して生えている人もいます。

難易度が高い抜歯は口腔外科の医師でないと出来ない場合があります。

というのも、医師によって能力が異なってくるからです。オペという言葉を使えば想像しやすいかなと思います。

まぁそんな事はどっちでもいいです。患者側からしたら問題なのは「その日に抜いてもらえるのか?」という点です。

その日に抜歯してくれない歯科が多い!

こちらとしては、何のために歯科に行ったのかって話しですよ。このカラクリは、冒頭に述べた「診療報酬」と「医師の時間」と「医師の腕」に深く関係してきます。

診療報酬については軽く触れましたので詳しくは割愛しますが、再診料とれた方が歯科としては良いですよね。歯科によっては初診ではいわゆる治療はしない方針をとっている所もあります。だって、レントゲン撮って、むし歯の検査をして、加えて歯周病検査や歯石除去(クリーニング)でもすれば、それだけでも1万5千円ほどの売上になるので十分だからです。患者からしたらたまったもんじゃありません!

 

医師の時間と腕

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医師の時間というのは、1人の患者に使用できる時間です。全ての歯科と言って良い程、予約管理を行っています。

1枠何分の歯科なのか?

これが重要です。ホームページを見たら記載されいる歯科もあるかと思います。例えば、初診15分と記載されているとしましょう。初めて行く歯科で問診票書いたり、いざ診療台に座って医師と話したりしてるとこの時点で残り数分です。おそらくレントゲンを撮って、次はこの歯の治療をしましょうねとか言って帰されるでしょう。

初診15分ではほとんど何も出来ません!

では、初診30分だとしましょう。それだと話しや検査をしても時間はあまるので治療に入るかも知れません。しかし患者にはわかりませんが落とし穴があります。

誰も30分を1人の患者に使用するとは言っていません!

つまり!30分予約をしていたとしても、医師はあなたを入れて2人の患者を並行で診ているかも知れません。ひどい場合だと、2人の予約をしていた時に、初診の予約が飛び込みで入ったら合わせて3人を1人の医師が診ることになるのです。

そうなると当然待ち時間は増えます。そして1人の患者に使用できる時間は10分程度。そりゃ治療は進みません!

悪徳歯科だと望んでもいないのにレントゲン撮影や歯周病検査、クリーニングを行い診療報酬の点数を稼ぐだけでなく待ち時間が短くなった様に錯覚させてきます。

患者からしたら医師や歯科衛生士や助手の違いはわかりません!

分かりやすく服装が違っていれば良いですが、決してそうではありません。全員同じスクラブを着用している場合があります。

あんた先生じゃないんかい!

医師と思っていた女性が歯科衛生士さんだったり、助手さんだったり、そういった事はごく普通にありえるのです。

医師の腕については少し触れましたが、そもそも難抜歯が出きる医師と出来ない医師がいるのです。難抜歯は基本的には口腔外科出身の医師が行うはずです。

たまたま予約した日に口腔外科の医師がいなければ抜歯は出来ません。

これらの事から、初診で親知らずの抜歯が行えるか行えないかが分かれてくるのです。

 

初診で親知らず抜歯をしてくれる歯科

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これまでつらつらと初診で親知らずの抜歯をしてくれない歯科があると文句を記載してきましたが、決して全ての歯科がそうではありません。

当日に親知らずの抜歯をしてくれる歯科は存在する!

ではどうやって探せば良いのか。一番手っ取り早いのは予約をとる前に問い合わせをします。自分の親知らずの状態を伝えれば大体その日に抜歯出来るかどうかがわかります。

普通の抜歯は10分もあれば出来るのです。

レントゲン撮って、麻酔うって、ゴリゴリされて、ギュイっと引っこ抜かれるだけなんですから。でも、いちいち電話して問い合わせをするのも面倒くさい。web予約画面から問い合わせしてみましょう。ホームページの問い合わせフォームがあればそこから問い合わせしてみるのも良いかも知れません。

その問い合わせを無視する歯科も存在します!

実際、村長もご近所の歯科に当日に親知らずの抜歯が出きるかどうかを問い合わせしましたが、無視されました。そんな歯科には絶対行ったら駄目です。

歯科に知り合いがいればその人づてで予約をとる。

医師といえども人間です。知り合いの患者の希望は叶えてくれるのです。実際、村長はこの方法で予約を入れて当日に親知らずを抜歯してもらいました。とは言え、歯科に知り合いなんていないという人も沢山いるでしょう。

やはりGoogle口コミを参考にするしかない。

Google口コミはそういう困っている人を助ける役割もあります。まだGoogle口コミを投稿したことが無いという方は、お気軽に投稿してください。あなたの口コミが困っている誰かを助けているかも知れません!

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まとめ

コンビニより多いと言われる歯科。運営運営方針も様々です。患者ファーストか儲け主義かで、同じ歯の治療といえども患者が受ける内容は大きく異なってくるのです。

いつも行っている歯科は信頼できますか?

歯科だけではありませんが、こちらが無知がゆえに損をしている可能性は沢山あります。どの業界もボランティアではやっていません。儲けが出ないと続けられません。何に対しても得はしなくてもいいかも知れませんが、損はしないようにしていきましょう。

 

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