日本人のマナー低下が加速している

f:id:sonthyou:20201122131427j:plain

コロナ禍もあってか、日本人のマナー低下のニュースをよく目にする様になりました。GoToイートの無限ループとかいうズル賢いことやら、コロナハラスメントやら、何故か政府を批判したりと、日本沈没は現実味を帯びてきているのでは無いか。

 

GoToイートの無限ループ

飲食代が実質無料になるといったニュースが一時期話題になりました。ネット予約して付与されるポイント以下や同額の金額を食べて、次にネット予約してポイント付与されたもので支払いをする。

別にいいじゃないか。

そもそも仕組み自体に問題があっただけでしょう。法の抜け穴と一緒で罰せられる事は無い。詐欺をしているわけでもあるまいし。店舗側が迷惑をこうむるのは仕組みを見抜けなかった。もしくは、仕組みを利用せずに制限をつけなかっただけでは無いだろうか。

お1人様1点限り。

身近な例だとこれも同じでしょう。お1人様1点限りで、何回か出入りしてお1人様数点が可能なように、正直どうでもいい。

 

コロナハラスメント

感染症対策を行わないことで不安や不快感を煽るような行為。コロナ感染者を誹謗中傷し追い詰めるような行為。前者もいれば、後者もいる。

どちらも加害者だ。

新型コロナは風邪だ。感染しても関係ない。自分が感染したらどうしよう。コロナ感染者は迷惑だ。いやいや、これくらいの世界の変化には対応しましょうよ。

世界的に流行し、世界的に死者が増え、世界的に不安が広がっている。最低限の感染症対策である「マスク着用」や「換気」ぐらいは行いましょう。

想像しましょう。

そしてコロナ感染者に対して誹謗中傷したからといって何が変わるのだろうか。感染症対策をしていても感染してしまうのがウィルスです。感染率0%を実現するには、隔離された生活を行うしかありません。

 

政府批判

政府を批判する心理もよくわかりません。〇〇首相のせいで。〇〇知事のせいで。って言っても本当にその人達が原因では無いでしょう。1人で施策を決断して実行しているわけではありません。

愚痴と同じ。

愚痴はストレス発散のために必要かと思います。そこに大きな悪意は無いでしょう。ただ、話しをしたい。話しを聞いてもらいたい。例えば〇〇首相が△△首相に変わっても同じことを言うでしょう。

 

過去と現在の違い

最近はあまり聞かなくなりましたが「さとり世代」「ゆとり世代」とか言われていましたよね。その前だと「プレッシャー世代」「ロスジェネ世代」「バブル世代」「しらけ世代」「団塊世代」「焼け跡世代」などですかね。

いつの時代も〇〇世代と比喩される。

その世代を作ってきたのは、2つか3つぐらい前の世代ですよね。村長は「ロスジェネ世代」なので「ゆとり世代」か「さとり世代」の親ぐらいの年齢でしょう。

いつの時代も変わらないということですが、過去と現在において決定的に違うことがあります。

SNS全盛期。

これが現代の日本において一番の根本的な問題だと村長は思います。何が問題なのか?現在起きている事象は、形は違えど過去にも起きていることです。しかし過去は情報を発信する場が少なかった。情報を目にする場が少なかった。

\ スポンサードリンク /

 

 

まとめ

SNSが氷山の水面を下げている。氷山の一角とは「表面に現れている事柄は全体のほんの一部にすぎないこと」ですよね。水面に覆われていて全体像が見えていない状況です。

水面が下がれば見える量がより増える。

過去にも起きていたことが、現在は水面が下がっているので目にする機会や、耳にする機会が増えたということです。

過去なら気にもしなかったことが、目に見えてなかったことが、現在では気にせざる負えなくなり、目に見えてきてしまっている。

細かいことを拾い上げていたらキリがない。

今後も水面が下がり、もしかしたら氷山の全容が見えてくる時代がくるかも知れない。そうなると何が起きるのか?考えただけで恐怖しかありません。

プライバシーは0になる。

道端に落ちてある石ころの形ですら見えてくるかも知れない。その小さな石ころで人生が変わってしまう人が現れてくるかも知れない。

そろそろやめた方がいい。

これ以上、水面を下げる行為は本当にやめた方が良いと村長は思います。監視世界がもうすぐそばまで来ています。いずれ匿名性が無くなり、全てがオープンな情報になってしまいます。誰がどこで何をしてどう発言したか。それら全てを監視されるようになるかも知れません。

いい加減気づいて欲しい。自らの首を自らが締めている事を。今まで目に見えなかった事に喜怒哀楽を出してしまっている現状に。誹謗中傷も同じです。過去から誰かを誹謗中傷している人達は沢山いました。

人間は凶器をいつも持っている。

今はSNSで自分に向けられた凶器を、自分の目や耳に入ってきてしまっている。その為、当事者は心を病み自ら死を選ぶ人達もいます。加害者達はそうなったとしても匿名なので気にもしていないかも知れません。私のせいじゃないし。きっとそう思っている。自らの身は自らで守る時代。誰も守ってくれない。

水面を下げるのでは無く、もとに戻しましょう。全てが見える世界は、誰も生きていける世界では無いと思います。

 

ランキングをポチっと押してくれたら嬉しいです。

にほんブログ村 転職キャリアブログ 40代の転職・転職活動へ

はてなブログの方は読者登録してくれたら嬉しいです。